こんにちは。横浜市金沢区・能見台のムラタ歯科医院です。

「虫歯って黒いんですよね？」
患者さまからよくいただくこの疑問。実は、虫歯＝黒いというイメージは、半分正解で半分誤解かもしれません。

虫歯＝黒い、は正しいけど…

進行した虫歯は黒く見えることが多く、「黒い穴」のようなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。

ですが実際には、虫歯は進行の段階によって色が変化していきます。

虫歯の進行と色の変化

• 初期虫歯（C0）：白く濁って見える（脱灰）
• 浅い虫歯（C1）：乳白色〜薄い茶色
• 中程度の虫歯（C2）：茶色〜黒っぽく変化
• 深い虫歯（C3〜）：はっきりと黒色に変色

つまり、初期の虫歯は黒くないことが多く、見た目だけでは判断が難しいのです。

黒く見える＝虫歯とは限りません

「黒く見えるから虫歯かも…」と思って来院される方もいらっしゃいますが、実は着色汚れ（ステイン）や古い詰め物などが原因のこともあります。

一方で、見た目にはわからない場所で虫歯が進行していることもあるため、自己判断は禁物です。

早期発見のために大切なこと

ムラタ歯科医院では、目に見えにくい初期の虫歯も丁寧にチェックし、早期治療につなげることを大切にしています。

「黒い点が気になる」「色が違う気がする」
そんな小さな気づきも、ぜひご相談ください。

まとめ：虫歯の色は一つじゃない